Sha-gaku_vol3 / Kalos Gallery

会期
 2011年8月20日(土) - 9月18日(日)
 13:00~19:00 月曜日休み 入場料 \300
 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

終了しました。

Sha-gaku vol.3

今回で3回目となる公募写真展Sha-gaku(シャガク)は、身近である写真を通して、表現の豊かさや奥深さを壁面一杯に自由さを持って発表することを目的として始まりました。キャリアも問わず、テーマも選定せず、審査もない一見するととんでもない公募展のように見えます。実際、一回目の時は、どんな人たちが興味を持ち、どんな作品が集まってくるのかは、まるで手探りの状態で、不安ばかりでした。
それでもそんな危惧は、集まってくれた参加者とその作品を見るにつけ、徐々に片隅に追いやられていったのです。それぞれが持ちうる作品性の高さと独自の世界観は、自由さの中だからこそ現れるものです。妙な制限や制約は決して良い方向に働かないことを実感しながら、一回目が終了したように思います。
2回目には、そんな作品を見てくれた人たち、自分でも出来るかもしれない、次のステップに一歩進めるかもしれないと考え、参加を決めた方がいらっしゃいました。したがって、展示経験ゼロ、キャリアも浅い方が半数程になりました。しかしながら、そんな経験の少ない彼らは真摯に作品制作に取り組み、結果として他の経験ある人たちとのレベル差を感じさせることなく、逆に新鮮さや自由さを見せることが出来、写真展全体としてもとてもまとまりのある良いものになりました。
さて、3回目である今回はどんなことになるのでしょう。参加するメンバーは、過去に参加された方が3名、新たに発表したいと集まってくれた方が5名の計8名になります。前回同様にありきたりのグループ展ではありません。ジャンルや決まった約束事もありません。壁面ごとに、意識は各々の個展として表現します。新旧織り交ぜ、さまざまなタイプの写真作品が、目に耳に頭に飛び込んでくるはずです。
写真は記録や思い出の為の大切なメディアであることが再認識された今、そこから表現としてメッセージを伝えることが、どなたにも可能であることをお見せしたいと考えています。
是非とも、8名それぞれの奏でるメロディーをご自身でお聞きになっていただきたいと思います。

入場料は期間中何度でも使用出来るパスポート制とし、いつでも鑑賞していただけるようにします。また、作品販売及び入場料収益の一部を被災地支援として、日本赤十字社を通し寄付させていただきます。

多くの方々のご来廊を心より願っております。


 

 
江口敬 EGUCHI Takashi (福島市)

UNLIMITED PHOTOGRAPHS

デジタル写真が持つ「光景を極限まで分割して行く感覚」を
グラフィカルに表現した写真たち。
もし「デジタルカメラ」という眼を備えた生き物がいるとしたら、
世界はこのように映るのかもしれない。



*サムネイルでは表現意図が伝わらないため、イメージを掲載していません。
ぜひ会場でご覧ください。

confidential

プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:PCM竹尾 DEEP PV  モロー 
印画紙サイズ:A3ノビ

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エリック・チャン Eric Chan (名取市)

It takes two...


I’ve always thought that the relationships between people and things are amazing. These connections sometimes are not easy to see, especially in our busy and crowded lives.
Even when you do see them, they only last for just a moment.
Through my photographs, I want to be able to convey the feelings that saw and felt in those moments.


私は人と物との間にある関係は素晴らしいものだといつも考えていました。
でも、日常の忙しさと混乱は、時にその関係性を見えにくくしています。
たとえそれらが見えたとしても、ほんの一瞬で消えてしまいます。
私はその瞬間に、見えた関係性と感じたことを、写真を通して伝えたいのです。



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プリント:デジタルプリント
印画紙種類:ピクトリコプロ セミグロスペーパー
印画紙サイズ:A3

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小田紗優美 Sayumi Oda (南相馬市)

Magic of the color... -色は、私たちの心に 魔法をかける-

すりガラス越しに外を見てみたら
何かが強調されているわけでもなく、ただ、優しい色の世界があって
怒りや、苦しみで重かった心が、少しだけ 軽くなった気がした。

道端に咲いている花を上から覗いて見てみたら
近づかないと見ることのできない姿と、あたたかな色の世界があって
淋しさや、不安でいっぱいだった心が、抱きしめられたような気がした。

色は、私たちに魔法をかける。
それには、唱える呪文なんて ない。

言葉なしに、心を動かされた瞬間に 出会っただけのこと。
そして、そこには、たくさんの色があった だけのこと。
色が持つ、強さや、優しさや、静けさや、魅力を感じただけのこと。

きっと、誰もがみんな、そんな瞬間に出会って
知らないうちに、魔法をかけられている。




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プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:ピクトリコプロ セミグロスペーパー、越前和紙
印画紙サイズ:A4、A3、A3ノビ

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織江佑季 Yuki Orie (栗原市)

「空の底」


この作品に写っている場所は私の住んでいる栗駒の土地です。
私は、この土地に戻ってきて、約4年になります。
しばらく、都会の生活にどっぷりと浸かっていたので、自分がここでどんな生活を送って、
どんな作品を作っていったらいいのかずっと迷いと不安の中にいました。

この作品を作るきっかけになったのは、今年の初めのことです。
その日は、たくさん雪が降った次の日で、久々の大雪にうずうずして、カメラを持って散歩に出かけました。雪の深さは膝くらいまできており、足をとられながらもしばらく歩いているうちに、真っ白な世界に引き込まれるような気分になりました。
そして、カメラのファインダーから景色を覗くと、柔らかに描く雪のラインとその上にふんわりと降り注ぐ光がとても美しくて、私はその景色に、自分の心の中の埋まらない穴が埋められていく感覚を覚えました。初めて、この土地に優しくしてもらえた気がしました。

何もないこの田舎に住む私はずっと惨めだと思っていたのに、本当はこんなに美しいものに囲まれていたことに気づくことができませんでした。私にとってこの作品はこの土地と自分自身の新たな発見になりました。そして、この作品を通して、自分の物の捉え方をもっともっと深めていきたいと思いました。



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#02#02
#03#03
#04#04

プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:PCM竹尾 DEEP PV  かきた 
印画紙サイズ:A3ノビ

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菅野菜穂子 Naoko Kanno (仙台市)

「Let Happiness Around」


幸せにする。
自分でね
周りの人もね
世界もね!

あるCMのセリフの一つだったこの言葉。
女性の強さが表れていてとても心に響きました。
自分が周りを幸せにできる存在であること
写真を通して伝わればいいなと思います。



#01#01
#02#02
#03#03
#04#04

プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:ピクトリコプロ セミグロスペーパー
印画紙サイズ:A3

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熊谷毅 Tsuyoshi Kumagai (仙台市)

Physical Description


志向する物理現象として存在する有機体。
この有機体自身が1/15秒間で確かに描いた真実を
フォトグラフによって記録した。
図らずもこの物理的描像は“写真”である。



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fig.02fig.02
fig.03fig.03
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プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:ハーネミューレ ファインアートパール、GEKKO グリーンラベル
印画紙サイズ:A4

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篠原治樹 Haruki Shinohara (仙台市)

fairy tale


小さな沼の小さな遊園地・・・だった場所。

かって、子供たちの笑顔があふれ、笑い声が響いていた場所。

今はただ、風が吹き抜けるのみ・・・

そこに棲みついた妖精

彼女には笑い声が聞こえるのだろうか・・・




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#02#02
#03#03
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プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:GEKKO パールラベル
印画紙サイズ:A3ノビ、A4

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○関連サイト
Sha-gaku vol.2 special site

 
平岡薫 Kaoru Hiraoka (仙台市)

「光ある場所」


一人ぼっちだと思い込んでいた時、カメラに出逢いました。
カメラを持ったことで見つけた世界。
そこには生命の光がありました。

大きく立派な桜の木ばかり見上げるのではなく
時には、その見事な木の下にひっそり咲く小さな花に心奪われる。

小さくても、散っていても
そこに光を見出す時がある。

自分の影ばかり追いかけていて、見えていなかったモノ。

私にとっての「光」
その大切なモノは実はとても身近なところにあったのでした。



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#02#02
#03#03
#04#04

プリント:デジタル・プリント
印画紙種類:越前和紙
印画紙サイズ:A4

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Hope for tomorrow

写真は言葉を超え、
人々の心に残るものだから・・・
そこから明日が見えたなら
僕たちはまだ歩いて行けるはず。


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